ARAI RX-7X
ヘルメットのアライの概要
プロのライダーはもとより、ヘルメットを着用する競輪やオートレースなど、これまで圧倒的な視野を誇るアライのヘルメットはあまりにも有名です。
株式会社アライヘルメットの創業は、明治35年の1902年のことで、もともとは帽子のお店を開業したことから始まります。
1950年に法人化すると、社長が元ライダーだったこともあり、本格的にオートバイ用のヘルメットを制作することになります。
現在でも、モータースポーツで活躍するレーサーに、ヘルメットを提供し続けており、カーレースなどを始め、国際格式のレースに出場する選手の多くが、このアライのヘルメットを着用しています。
絶大的な人気を誇るアライのヘルメットは、フルフェイス型に重きを置いて製作されています。
アライヘルメットの魅力
アライのヘルメットといえば、オートバイや自動車競技用のヘルメットとして知られていますが、公営競技のレースにも使われています。
アライのヘルメットが、なぜ世界的にも有名になったのかというと、その品質の良さが世界に認められたという点です。
アライのヘルメットといえば、フルフェイスがあまりにも有名です。
剛性と軽量化のバランスが良く、多くのレーサーやライダーたちが、こぞって採用するのもうなずけるというものです。
フルフェイスは、アライヘルメットの主力商品ともなっており、バイク走行中の風圧を利用して、ヘルメット内部に空気を取り込む「ベンチレーション機構」に定評があります。
このような構造は、夏場にも快適で、一般ライダーたちにも広く認知されています。
ARAI RX-7Xの特徴
今回ご紹介するのは、アライヘルメットの主力商品でもある、フルフェイス型の「ARAI RX-7X」のご紹介です。
ARAI RX-7Xは、世界発のシールドシステム「VAS」を搭載しているのが、最大の特徴と言えます。
このVASシステムとは、アライが世界に先駆け新開発したもので、シールドシステムが、通常よりも低い位置にあるのが特徴となっています。
いかに、新たなヘルメットは開発されたとしても、その本質は変わりません。
ヘルメットは、搭乗者の頭を保護することが目的ですが、その耐久性にも限界があります。
そこで、新たに生み出されたこのシステムは、衝撃を受け止めるだけではなく、エネルギーを交わすことに重点を置いた、安全性の高いフルフェイスとなっています。
ARAI RX-7Xの感想
ARAI RX-7Xのラインナップは、豊富なデザインとプロ仕様でありながら、安全性と低価格を実現したところにあります。
価格は54,000円と56,000円、61,000円の3タイプがあり、当然ながら様々な規格にも適合しています。
これとは別に、アライのヘルメットには「アライ規格」というものがあり、独自の安全基準を保持しているのも、ヘルメットに定評があるアライならではのものです。
ARAI RX-7Xは、最新のスーパーファイバーを新素材とし、強靭さと軽量化を兼ね備えたヘルメットです。
先にご紹介した通り、外気を取り込むことにより、蒸れない構造になっていますので、夏場のツーリングの際にもかなり重宝しそうです。