おすすめのヘルメット

SHOEI GT-Air

ヘルメットメーカーSHOEIのご紹介

日本の二大ブランドメーカーとして知られるSHOEIは、1954年に鎌田ポリエステルを創業したのが始まりです。
その後、昭栄化工株式会社を設立、1960年には本格的にオートバイのヘルメットを製造する事になりました。
ヘルメット製造の経緯は、ホンダの社員たちが口々に、外国製ヘルメットの不満を抱いていたことにあります。

このような背景もあり、本格的に納品するようになり、その技術力が認められ、ホンダ純正ヘルメットとして採用されることになりました。
80年代には、世界屈指のヘルメットメーカーとして知られ、アライとともに国内二大メーカーとして君臨することになります。
しかし、その後経営の悪化から、更生手続きに入り、現在は「株式会社シヨウエイ」として再出発しています。

SHOEIの魅力

以前までSHOEIは、四輪ロードレース用のヘルメットも製造しており、これまで日本人ではF1ドライバーで知られる、鈴木亜久里や長谷見昌弘などが使用してきました。
また海外選手を見ると、アイルトン・セナやジャン・アレジなども、SHOEIのヘルメットを採用していました。

現在は、2輪用のみの製造であり、MotoGPで活躍する有力なライダーたちが、SHOEIのヘルメットを採用しています。
また同社は、警察庁や自衛隊の航空機用ヘルメットなども製造しています。
現在のラインナップは、フルフェイスやオープンフェイスなどが主流で、今回はこれまで人気が高く、廃番になってしまったSHOEI GT-Airに変わり、新たに生まれ変わった「SHOEI GT-AirⅡ」のご紹介です。

SHOEI GT-AirⅡの特徴

先にふれたように、SHOEIはホンダの純正ヘルメットに採用されたように、性能の高さには定評の実績があります。
かつて販売され、人気の高かったSHOEI GT-Airは、フルフェイス型に属するヘルメットで、今回さらに進化したSHOEI GT-AirⅡが、新たにラインナップに加わりました。

デザインに関しては、前モデルの正統派デザインを踏襲しており、側頭部の独自の形状は引き継がれています。
新たに加わった機能としては、視界がさらに広くなるよう工夫されたサンバイザー、取り外しや取り付け時をスムーズに行えるようになりました。
また、ミュニケーションシステム、「SRL2」の取り付け機構も標準装備されています。

SHOEI GT-AirⅡの価格と装着感

SHOEI GT-AirⅡのラインナップは全部で26種、サイズも豊富でSIZE:S/M/L/XL/XXLと一通り揃っています。
価格は、グレードの違いで税込みともに、56,100円と64,900円の二つのタイプがあります。
前モデルも、4階の良さで定評がありましたが、GT-AirⅡになってさらに視界が良くなり、湿気の発生しやすい環境下でも曇りにくい構造になっています。

ライダーにとって、重要な要素の一つにフィット感があります。
GT-AirⅡは、かぶり心地の良い構造になっており、吸湿速乾性に優れた「HYGRA®」を採用していますので、ムレにも非常に強い構造です。
また、脱着の際に摩擦が起こりやすい部分には、柔らかな素材である起毛生地が使用されています。