バイク乗りにおすすめのサイドバッグ
サイドバッグを導入するメリット
最大の魅力は、荷物を積載してもバイクの重心が高くならないという点です。
リアシートの上に高く積み上げるシートバッグと違い、サイドバッグは後輪の横という低い位置に荷物を配置するため、バイクがグラグラと不安定になるのを防ぎ、重量を感じさせない軽快なハンドリングを維持できます。
また、リアシートの空間を完全に空けたまま荷物を積むことができるため、タンデムツーリングで後ろにパッセンジャーを乗せる際にも邪魔になりません。
さらに、バイクにまたがる際にもシート上に障害物がないため、足を高く上げる必要がなく、乗り降りが非常にスムーズに行えるのも大きな利点です。
デザイン面においても、アメリカンクルーザーやクラシックバイクにレザーのサイドバッグを装着することで、旅情をかき立てる重厚なツーリングスタイルを演出できます。
愛車の見た目をよりかっこよくカスタマイズするドレスアップパーツとしての役割も果たしてくれる画期的なアイテムです。
サイドバッグの選び方と装着時の注意点
サイドバッグを選ぶ際には、自分のバイクの用途に合わせた容量と素材の見極めが重要になります。
日帰りのツーリングやちょっとした買い物であれば片側で10リットルから15リットル程度のコンパクトなものを選びましょう。
キャンプツーリングや数日にわたる宿泊を伴う旅であれば、片側で20リットル以上の大容量タイプや、左右セットの振り分け型バッグがおすすめです。
素材については、クラシックな風合いを楽しめ、使い込むほどに味が出る本革製、雨に強くお手入れが簡単な合成皮革、そして軽量で防水性に優れたナイロンやターポリン素材などがあり、バイクのテイストと走る環境に合わせて選んでください。
装着時の最大の注意点は、バッグがマフラーの熱に触れないようにすることと、後輪のスポークやサスペンションに巻き込まれないようにすることです。
マフラーに接触するとバッグが溶けたり火災の原因になったりする恐れがあるため、マフラー側にはバッグを取り付けないか、熱対策が施されたマフラー対応の小型バッグを選びましょう。
タイヤへの巻き込み事故を防ぐために、必ず車種専用のサイドバッグサポートやステーと呼ばれる金属製の金具をバイクの車体に取り付けてください。
バッグと車輪の間に安全な隙間を確保してから装着することが絶対条件です。
日常使いからツーリングまで活躍する使い勝手
一度バイクにサイドバッグを取り付けてしまうと、その便利さから手放せなくなるライダーが後を絶ちません。
ツーリング先での使い勝手はもちろんのこと、日常使いにおいてもサイドバッグは非常に有能です。
例えば、仕事帰りにスーパーで夕飯の買い出しをした際など、サイドバッグがあればエコバッグに入れた食材をそのままサッと収納して帰宅でき、リュックを背負って肩が痛くなるようなこともありません。
ツーリングの場面では、急な雨に備えたレインウェアや、トラブルに対処するための車載工具、寒暖差を調節するための予備の防寒インナーなどをサイドバッグに入れられます。
いざという時にメインの荷物をひっくり返すことなく素早く取り出すことが可能です。
最近のサイドバッグの多くは、バイクからワンタッチで簡単に取り外すことができる機構を備えているため、宿泊先のホテルやキャンプ場のテント内に持ち込む際にも非常に便利です。
防犯面が気になる場合は、バッグの開閉チャック部分に小さな南京錠を取り付けられるようになっているモデルを選びましょう。
サービスエリアでトイレ休憩をする短い時間でも安心してバイクから離れられるので、快適でストレスのないバイクライフを強力にサポートしてくれます。