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ツーリングマップル

バイク用に作られた地図「ツーリングマップル」とは

ツーリングマップルとは、バイクでのツーリング用に作られた道路地図帳です。
日本の地図や旅行ガイドブックなどを発行している昭文社から発売されています。
ツーリングマップルR、2輪車ツーリングマップなどいくつか種類がありますが、現在主に使われているのは上位版のツーリングマップルRです。

ツーリングマップルには、高速道路や有料道路の料金や、バイクでは走行できない場所などを提示しています。
その他には、景色の良い場所や観光スポット、名物の食べ物などの情報も掲載されています。
ライダー専用に、ライダーハウスなどの宿泊施設や温泉、林道などへの道が載せられていることも特徴です。

掲載されている情報は、全て取材担当者が実際に走って確認した体験をもとに作成されています。
地方ごとにライダーの担当者がいるのです。
そのため、担当者によって内容も少しずつ変わりますが、それもツーリングマップルの面白さの1つでしょう。

ツーリングマップルの歴史とおすすめの理由

最初にツーリングマップルが発刊されたのは、1985年のことです。
当時は「2輪車ツーリングマップ」と呼ばれていました。
最初は関東圏版しかなく、地方版が出るまでには4年かかっています。

1997年にグレードアップされ、現在のツーリングマップルが完成します。
全7巻発行されており、現在では電子書籍版やスマートフォンアプリも発売されています。

ツーリングマップルをおすすめする理由は、実体験に基づいた、生きた情報が手に入るということです。
ライダー向けの観光サイトや本はたくさんありますが、中にはインターネット上でのみ調べた情報を羅列しただけのようなものもたくさんあります。
実際に行ってみたらバイクを停める場所が無かったり、バイク走行ができない場所がルートとして掲載されていたりといったことが頻繁にあるのです。
しかし、ツーリングマップルは実際にライダーが脚を運んで得た情報がもとになっているので、信頼性が高いのです。

ツーリングマップルによるアプリ「Route」

ツーリングマップルは書籍ですが、現在ではツーリングマップルをアプリ化した「Route」が人気となっています。
RouteではGoogle Mapの地図検索のように、場所を指定するだけでツーリングマップルに掲載されている情報がそのまま手に入ります。
書籍だと地図の読み方を多少知らないと使いこなせませんが、アプリならそれこそGoogle Mapのようなサポートがあるので安心です。
さらに自分の旅の記録を残したり、動画や写真を閲覧したりする機能もあるので、ツーリングの楽しみが倍増するでしょう。